誓約嫌いピアース・シャウティに誘われ、ともに暮らすことになったヴァージニア。

彼との関係に何の約束も保証もないまま、ピアースの娘、高校生シドニーと初顔合わせ。

シャウティ家は、町のメインストリート沿いにあります。
公共施設が集まっている中にあるので、生活はしやすそう。

「シドニー、ヴァージニアだ。今日から一緒に暮らす。ヴァージニア、娘のシドニー」
「え、なに? どういうこと?」
「どうもこうも、そういうことだ」

「・・・こんにちは・・・」
「あ、はい・・・? ちょっとパパ!」
「仕事に行ってくる」

おいこらピアース、ちょっと待て。

このオッサン、本当になんというかオレサマというか、昭和の頑固オヤジって感じなんですよ。
典型的な、身内になると喋らなくなるタイプ。

照れ隠しもあるとはいえ、なぜにいきなり微妙な関係の女を、多感な高校生と一緒に置いていくかな。

「・・・」
「・・・」

ほら、微妙な雰囲気。

「・・・パパの彼女?」
「あ、うん。ええと、そんなところです」
「よくわかんないけど、とりあえずわかった。どうせパパが強引だったんでしょ。細かい話はパパが帰ってきてから聞く」
「・・・ごめんなさい」
「謝んなくていいよ。パパ、いつも勝手に決めて勝手にやるから慣れてる。とりあえず、うちの案内するよ」
「ありがとう、シドニー」

・・・でも、女の人連れてきたのは初めてだな・・・

ヴァージニアは、こないだまで高校生だった子なので、ピアースよりもシドニーとの方が年齢は近い。
シドニーは、特別に厄介な特質もなく、いたって素直。「誘惑的」は持ってるけど。
母の死後、色々なものを投げ打って自分を育ててくれた父親に感謝しつつ、そろそろ彼女を作ってもらいたいと思っています。

なので、ヴァージニアのことも割と好意的に見ている様子。

うん、やってけそうだね。

シドニーはカウチポテトなだけに、テレビの前が定位置。
2階にも小さいテレビ+ソファが置いてあるのには、ちょっとクスっときたよ。

アイメイクがこってりしてるのでおばちゃんぽいですが、造形自体はとてもキュートです。
ちょっと腰まわりがぽっちゃりしているのも可愛い。

・・・非アクティブだと、かなり高い確率で肥えちゃうけどね・・・。

で、ピアース。

今は、プロスポーツレベル7のチームキャプテンなんですが、それにしても仕事の成績がひどい。
真っ赤っ赤。降格の危機。
しかもスポーツスキル(6)しか持ってないのだぜ・・・。
しっかりしろ、オヤジ。

シドニーの学校の成績もさほどよくないですし、まあ非アクティブシムなら仕方ないか。
シドニーは器用さスキル(3)のみ。

こりゃ、しばらく「●●のスキルを覚える」願望がてんこ盛りだなあ…。

何はともあれ、まずは、栄養状態をよくするために、料理開始。
プレイには直接関係ないけど、やっぱごはんは大切です。

あと、ベッドメーキングやら壊れっぱなしのPCの修理やら、もうなんだこの家。

うーん、なんだか家政婦に呼ばれたような気になってきたわ・・・。

でもまあ、1日中家にいられるのはヴァージニアなので、主婦みたいになっちゃうのはしょうがない。
しょうがないけどさぁ・・・プレイヤーは複雑よ。

まだ恋人ではないので、ピアース自体の積極性もイマイチだし、
なんかとっても不安になってきた・・・。

それでも、やっぱりピアース大好きなヴァージニア。

一緒に暮らす初めての夜。

「・・・すまんな、急に連れてきて」
「ううん、大丈夫」

「ピアース」
「ん?」
「あの・・・私のこと、少しは特別に思ってくれてるって思ってていい?」
「・・・そうだな」
「うん、わかった。それならもういい」
「・・・すまん」
「でも、ひとつだけお願い」

「2人だけの時は、私のことジニーって呼んで。ヴァージニアじゃなくて」
「・・・」
「ピアース、私はあなたが好き。あなたが私に約束できなくても好き。だから、せめて、あなたのちょっとの特別をちょうだい。あなただけの呼び方で、私を呼んで」

なんかもう、ロクデナシに娘を嫁がせた気分です。
このセリフが脳内をめぐってること自体が、「ぬうう」ってなる。

やっぱ、その男よりもいい男はいるんじゃないかい、ヴァージニアよ。

一緒に暮らし始めて、もちろん、2人はウフフをしているわけですが、ここで問題が。

ピアース、「危険なウフフ」が5回に4回(体感)。
リスキーばっかしやがってこの野郎。

危険なウフフの妊娠確率は10%に設定してるからそうそう妊娠はしませんが、それにしても、本当にロクデナシなんじゃないの、この人。

例のModの子づくり暴走が解決していない時期だったので、「赤ちゃんを作ろうとする」の頻発ならわかるんですが、リスキー多発は、ちょっと謎。
誓約嫌いだから、そもそも「赤ちゃんを~」が発動しなくて、かわりに「危険な~」なのか? 「勇敢」の特質が影響しているのかなぁ。
確かに、「命知らず」と「勇敢」は、「危険な~」をよくやる気もする(気もする)。

でも、この時期の他のワールドで、勇敢もちがそうなった記憶がない。

ま、考えてもわかんないものはしょうがないか!
「ピアースがそうしたいから」と理解、妄想の方に力を入れましょうね。

ピアースはどうにも感情が読めないので、行動で心情をはかる感じです。

寝てるときの吹き出しには、「ヴァージニア」「結婚NG」「恋愛なんてダメだ」というアイコンがぐるぐると。
ただ、スクショ撮り忘れたんですが、哺乳瓶+ニコニコマークというアイコンもありまして、「子供できたらいいな」ってことなのかしら?

そして、起きたら結婚アイコン。

なんだなんだ、混乱してるな。
まー、彼もー、それなりに苦悩してはいるんでしょうねー(棒)。

シドニーとヴァージニアは、だいぶ仲良くなりました。

シドニーに至っては、父親のピアースよりもヴァージニアとの友好度の方が高い。

お、パパ、これはいかんですぞ。

そんなことを思っていたある朝、シドニーにつきあってヴァージニアがテレビを見ていると。

おい、オヤジ。

楽しそうに語らう2人の間に、ピアースが新聞もって割り込んできた!
入口の近くに、ソファあるのに。

普段の定位置

このヒト、実は寂しがりやなんじゃないだろうか・・・。
中年なりの頑固と意地で、それを表に出さないようにしてるけど。

ヴァージニアとも別れることもできたのに、なんだかんだで手放せず、もっと深入りしてるし。
なーんかなあ、へそまがりというか、素直じゃないというか、やっぱ面倒だ。

でも、ただのロクデナシだと思ってたピアースが、ちょっとだけ可愛く思えてきた・・・かも?

前言撤回。

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