お客さんと遊んでないで仕事してくれよう
サンセット・バレーでスタイリストとして働くロレッタ・レイノルズは、隣家の男性と恋に落ちて赤ちゃんを授かります。
ですが、子供が産まれたその頃、彼はロレッタではなく、別の女性を選んでしまいました。
彼女がそれを知ったのは、息子チャールズを父親に会わせに行った時。
失意の彼女は親友、レイトン・セキモトに相談します。
レイトンはロレッタが淋しくないように何度も家を訪れ、外出に誘い、彼女の幼い息子もとてもかわいがってくれました。
彼も息子サムをシングルファザーとして育てているので、苦労もよくわかったのでしょう。
「僕も息子を1人で育てています。2人で2人の子供を育てませんか?」
ある日、レイトンはロレッタを抱きしめてこう言い、2人と息子たちは一緒に住むことになりました。
サムの誕生日、家族だけの親密なパーティを行いました。
今は別のところで暮らしているサムの祖母ユミも、お祝いに駆けつけました。
パーティがひと段落したとき、ユミはレイトンを呼び出し、こう言いました。
「今更だけどさ、あんた、なんで子供のいる女と一緒に住むことにしたんだい? サム1人でもいっぱいいっぱいなのに、父親の違う子供を育てるなんてできるわけないだろう? きっとあの子を可愛がれなくなる日がくるよ」
「何言ってるんだよ母さん。もとはといえば、母さんが彼女からコフィさんを奪ったから、だから父親とは暮らせない子供になったんじゃないか。それなのに、何でそんなことが言えるんだ」
そう。
ロレッタの元から去った隣人ゴーバイアス・コフィは、レイトンの母、ユミ・セキモトとパートナーとなり、隣家に一緒に住んでいるのでした。
1人でするしかなかった子育てに母の助けがあったのは本当に助かりましたし、のんびりと過ごすはずの老後を、育児のサポートで忙しくさせてしまったことには、いくら感謝しても足りません。だから、そんな母親が、母親自身の幸せのために恋をするのは嬉しいのです。
でも、そのせいで悲しい思いをした女性とその子供がいるということは、忘れてほしくなかったのです。
「2人で育てれば大丈夫だよ。チャールズもとてもいい子だし、きっと幸せになる・・・今までありがとう、母さん。僕は大丈夫だから、これからは母さんの人生を楽しんで」
やがて、レイトンとロレッタは結婚し、子供を授かります。
初めての血のつながった兄弟に、サムは興味津々。楽しみにしているようです。
男性陣は、ゲームをしたりピクニックに行ったり、毎日が賑やかです。
生まれた妹サラのことも、とてもとても大事にしていて、誰かが必ず彼女のそばにいます。
隣家のユミ・セキモトとゴーバイアス・コフィは、結婚こそしていませんが、仲良くやっているようです。
節目節目の時には、お互い交流しあっています。
お化けの日には、小学生になった息子の成長を喜んでくれました。
ちょっとややこしい関係の2軒の家は、これからどうなっていくのでしょうね。
偶然が積み重なって生まれた物語でした。
思い出は次の記事で。
こんにちは!
何とも複雑な成り立ちの世帯のようですが、サラちゃんが生まれたことで全員につながりができたんですね…。
シムは同じ世帯になれば他人の子でも配偶者の不倫で生まれた子でも普通にかわいがって育てますが、実はそこにはいろんな葛藤があるんじゃないだろか、とか想像すると…もう…妄想が…(*´Д`)
それにしてもコフィさんとユミさん…。ちょっと意外な組み合わせですが、ある意味お似合いなのかなw 私はコフィさんがちょっと好きです(*´ω`*)
桂馬さん、こんにちは! コメントありがとうございます!!
そうなんですよー。家系図を見ると、とても頭が痛くなります(笑)
あ、そうか! サラはこの家族全員とつながってるんですね。コメントいただいて初めて認識しました!
となると、この家族のサラちゃん好き好き体制が愛しくなってきますね・・・。
シムのドライな人間関係、そうなった裏を妄想したくなりますよね。
決まった動きしかしないはずなのに、なんかこう、ものすごく人情を感じるんです。楽しい・・・!
コフィさん、可愛いですよね! 私も大好きです。
幼稚の資質があるので、ユミさんにびしっと手綱を握っててもらえば・・・と考えると、やっぱり割といい組み合わせだったのかも知れません。