ピアースとの娘、マーガレットを授かったヴァージニア。
4人になった同居生活、「誓約嫌い」ピアースは、とうとうヴァージニアと恋人関係になることを決めたのでした。

そんな中、高校生のシドニーにも、なんとなく恋の予感。

前回の最後でちょっと出てきたシドニーの同級生男子は、隣の家のエミット・プレストンくんです。
シッター(英語説明ではナニー=教育係+世話係)のカーリー・ルイス、弟ジェイクと暮らしています。

世帯説明は、「ベビーシッターとして雇い主の一家と旅行に出たものの、子供たち2人と取り残されてしまいました。両親が忽然と姿を消したからです!」

じ、事件の香り・・・。

親がわりのカーリーは現在スポーツキャリアでピアースの同僚なので、シャウティ一家とは家族ぐるみのおつきあい。

なんですが、家系図ではカーリーは兄弟の親になっています。
んー、養子縁組したのかなー。

シムズ3っぽい、なんとも謎な世帯です。

プレイ当初のジェイク(エミット弟)

そして、もっと不思議なことに、このプレイ時、エミットの世帯は隣家から別の家に引っ越し、カーリーがヘクター・メンドーサ(前回ヴァージニアを口説いていた茶色ベストの男性)と結婚して、彼の家に移住してしまっています。

つまり、未成年シムだけの世帯だったんです。
こんなことは、今のところこのプレイだけです。
ヒドゥン・スプリングズでは、ちょいちょい不思議なことが起こるな・・・。

まあ、システムのことを考えると色々と無機質になるので、妄想の力で、「ナニーも家を出てしまって、両親の残した資産とエミットのバイト代で何とか暮らしている」という世帯説明に脳内を上書きしました(笑)

ナニーを雇えるくらいなら、それなりの金持ちだっただろう、きっと。

そういう境遇のせいか、エミットのことを、なんだかんだ気にかけているシドニー。
よく彼と一緒に学校から帰ってきて、一緒に宿題をしています。

そうしていつしか、「彼とファーストキスをしたい」という願望が芽生え、ある日・・・。

うんうん、青春の1ページだねえ・・・。
可愛いカップル誕生です。

なんつーか、損得とか思惑とかが薄いティーンの恋愛は、見ていてほっとするというか、ニコニコできるというか、ここんとこ素直じゃないピアースばっか見ていたので、とってもとっても癒されます。

にしても、この時間帯(夕方~夜)に仕事に行っているピアースは、恐らくあまりシドニーとエミットの関係は把握できてない。
ほぼ専業主婦のヴァージニアは、もちろん、エミットと友達だけどね。

なかなか面白い展開になってきました。ピアースの反応が楽しみです(悪い笑み・・・ヒヒヒ)

普通の日常に見えてもそんな風に進展はあり、いつの間にか、マーガレットが小学生。

家族総出でお祝いです。
おめでとー!

あ、そうそう、ピアースが昇進して、生涯願望が達成されました。

・・・スポーツキャリアの生涯願望って、キャリアトップじゃなかったのね。
キャリアを極めることに違いない! と思い込んでいて、ちゃんと説明を読んでなかった。

いつもどおりの仕事終わりに、「生涯の願望クリアおめでとー」という華々しい音楽がなって知りました(笑)
なんというか、拍子抜け? 感動があんまりなかったよ・・・。

感動がないにしても、当初の真っ赤っ赤なステータスから、よくまあ持ち直したもんだと思います。
ヴァージニア(の背後に控えるプレイヤー)さまさまですね。

彼女の生涯願望「有名作家」は、まだまだクリアが見えてないんだけど・・・ピアースは愛されてるなあ。

しっかしこの紫のスーツ、なんつーかスポーツ選手らしい派手さというかうーんうーん。

過去の写真を漁っても、着こなしてる人を見たことないぞ・・・あ、俳優マシュー・ハミングがいた!

彼が衣装で着てたのを見かけましたが、うさんくさい方向に似合ってて素敵でした!
(どこまでもマシューファン・・・ファン?)

閑話休題。

マーガレットの育児がひと段落して、ヴァージニアも創作活動を再開。

恋人になってから、ピアースも遠慮がなくなってきました。
まともにイチャイチャしているのを見ると、ほっとします。不安定なままの関係のあれこれは、本当に心臓に悪いのよ。

ヴァージニアも、正式な恋人としての余裕と貫禄が出てきた気がする。

「パパとママはどうして結婚してないの?」

そんな中、マーガレットが聞いてきました。

「どうしたのいきなり」
「パパと私の苗字が違うのがおかしいって。一緒に住んでるよ、パパとママは仲よしだよって言ったけど、そんなのおかしいって。結婚してないなら、パパとママの子じゃなくてママだけの子供だって。ママはアイジンだって言われた」
「・・・」
「アイジンは家族じゃないんだって。パパが結婚したくなったらいなくなるって。そうなの? パパはいなくなる?」

きたか。

「そうねえ、世の中には色々な形があるの。例えば、この間、マーガレットは空を何色に描いた?」
「ピンク!」
「そうしたら、先生に『空は青いものよ』って言われたでしょ?」
「だって朝はピンクだったもん」
「そう。でも、昼間の空は青いでしょ。それが先生の空なの。でも、マーガレットはピンクの空が好きだからその色で描いたのよね?」
「うん。キレイ。すき!」

「パパとママも同じなの。好きだから一緒にいるの。それが人と違ってもね。ママはパパが大好きだし、シドニーも大好き。もちろん、マーガレットだって大好き」
「私もみんな大好き!」
「うん、それでいいのよ。好きだから一緒にいるのが一番。結婚しててもね、お別れすることはあるの。どんな関係でもお別れはあるの。だから、好きなのが一番いい」
「私はみんなずーっと好きだよ」
「まあ! マーガレットは素敵ね!」

「・・・でも、苗字が一緒じゃないと、パパの子じゃないって思われるね・・・」
「・・・マーガレットは、パパと同じ苗字になりたい?」
「なりたい!」
「そう」
「・・・ママは?」
「ママは・・・ママは今と同じでいいかな」
「なら私もいいや」
「どうして? パパとお姉ちゃんと同じだよ?」
「なったらママだけ仲間はずれになっちゃうからいい」
「・・・」

この世界はきっともっとドライなんだろうけど、でもねえ、やっぱりねえ。

これまでずっとこの世帯を見てきて、ピアースの「誓約嫌い」がどうにもしっくりきてないんですよね・・・。

基本的に、彼の願望は、恋人と子供たちのこととスポーツ関係でいっぱい。
観察してると、寝ている時、ヴァージニアが横にいるとほとんど誓約嫌い関係のアイコンは出さないのに、ヴァージニアが先に起きて1人になった途端に出す。

どうにもちぐはぐというか、行動が伴わないというか、自分に言いきかせているようにも感じるのです。

たまたま、私が「そうだったらいいな」って思ってるから余計そう妄想しちゃうのかも知れないけれど、でもなあ、なんか中途半端というかなあ・・・ピアースの中にも、何か矛盾のようなものがありそうな気がします。

その辺は、きっと高校生のシドニーにも、というか、高校生だからこそ、思うところがあったんでしょう。

「パパさあ、はっきりしなよ」
「なんだシドニー」
「なんでヴァージニアと結婚しないでずるずるしてんの? マーガレットだっているのに」

珍しくトラブルです。

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