ああ、この街でボクの時間もだいぶ流れ、思い出も薄れた。 このままいけば、誰を思い出すこともなく死ねるかな…。 — ちょっと感傷にかられて、サブリナと出会わなかったハーウッドさんを妄想してみた。 ま、実際はファン・デア…
ショービズ界の野郎ども
アラン・スタンリー、お堅い文化人ぶってるけど、自分の女を作品の主演にねじ込むことで有名さ。 彼女をスターダムに押し上げることでヒギンズ教授を気取ってるんだ、あの薄っぺらいハゲオヤジ。 昔、仕事のことで揉めて以来、僕はあい…
オレの女
「つきあってる子がいるんでしょ? アタシじゃなくて、その子を大切にしなさい」 「何で急にオトナぶってんの? なに? じゃあ、オレとも身体だけの関係でいいっていうの? オマエの男たちと同じに?」 「弟みたいな子と、そういう…
ハミング・ハミング
それで、あなたが皮肉ってるのは世間? それとも自分なの? 『マシュー・ハミング』 そんな名前を付けて 心配であれ同情であれ、僕に関心を持ってくれるのは嬉しいね。 でもね、君が思っているより、きっと僕は老獪さ。それすらも楽…
首輪をつけろ
「野良犬にこの首輪をつけろよ、アイーダ。お前のものになってやる」 たまーに追加されているブリッジポート妄想駄文の中でもアダルト担当、ウラジミールくんはどうやってプロポーズしたんだろうなあ、と妄想した。 ドSだかドMだか、…
彼の旅立ち
「兄さん、この街出るの?」 「ああ、サンセット・バレーのチームに移籍することになったんだ」 「そっかー、なら、僕、兄さんの活躍、観にいくよ!」 「OK、待ってるからな」 「あっちでエースだって? 誇らしいよ、応援してる」…
こんな可能性
この街でないどこからか来た君。 愛すればもしかしたらと思ったけど、俺はやっぱり無理そうだ。 ここには不思議な呪縛があるんだ。夢のような森と緑の肌の人々と、少しゆっくり流れるヒトの時間。 だから君は、同じ外からきた俺の親友…
僕のナニー
「なんか幸せそうだね。安心した」 「うん、幸せかな。これからどうなるかわかんないけど、少なくとも今は」 「そっか」 「だから、オーディンも、そろそろ幸せになんなよ。オヤジなんて捨ててさ」 「知ってたの」 「あったりまえじ…
想い出にかわるまで
いつも、サンセット・バレーをプレイするたびに思うんだけどさ。 ゼルダ・メイちゃんと、姉の旦那(デフォルトでは無職)のダスティン・ランゲラクって、なんか怪しくない? 「家族志向」の割に、ダスティンは誘惑に乗りやすい気がする…
大嫌い
お父さんは、もう、ここんちのお父さんなんだね。うちには帰ってこないんだ。 大っ嫌い。 ・・・だいっきらい。
ウェディング・ナイト
「お兄ちゃん」 「なんだよ、改まって」 「ハンナちゃんさ、つきあってたじゃない? もういいの?」 「・・・お前なあ、さっき結婚式やったばっかの人間に、そういうこと聞くか?」 「私はハンナちゃん好きだったし、やっぱ年とか考…
古い記憶
今日は特定のシムへの愛を語るだけの記事です、と最初に注意書きしておこう(笑) 「マシュー・ハミングに疲れているように見えたのよ」 「が、じゃなくて、に?」 「そう」 「・・・そうか・・・」 今日の写真は「サイトのこと」ペ…
スターライト・ショアにて
「行くのか」 「そうね」 「兄貴とは話せたのか?」 「嫌われたみたい。電話に出てもくれない」 「ああ見えて繊細だからな・・・泣くかも知れんのだろ」 「そういうとこが可愛くて好きだったけど・・・でも、だから、毎日夢の中をふ…
永遠とヴァンパイア
「もしかしたら尽きてしまうかも知れないあなたの想いを知らずに死ねるなら、それは永遠というのよ」 ブリッジポート→スターライト・ショア→ブリッジポートと、初めて1人のシム、アイーダ・フランシスで、街をまたいだプレイをしまし…
エピローグ -ナツメヤシ揺れる街 8 end
金で伴侶の人生を買うのは、お家芸ですかな。 「失礼ながら、あなたは社長に金で買われた伴侶だということを理解した方がいい」 「社長はあなたが思う以上にしたたかですよ。 孫ほど年の差のある女性を伴侶に選んだ結果、ゴシップ記事…
to gather together
「オリビエ、私、あなたのために生まれてきたんじゃないかって思うの」 「君は君のために生まれてきたんだよ、ココ。私が君と出会えたのは、偶然と幸運にすぎない」 「うん、それはわかってる。でも・・・あなたに会えなかったら、この…