「なんか幸せそうだね。安心した」
「うん、幸せかな。これからどうなるかわかんないけど、少なくとも今は」
「そっか」
「だから、オーディンも、そろそろ幸せになんなよ。オヤジなんて捨ててさ」
「知ってたの」
「あったりまえじゃん。ガラスの十代をナメんなよ」
「ハンナをキープみたいにしてたオレが言うのもなんだけど、オヤジは1回、誰にもかまってもらえない状態にならないとダメだと思う。そして、いかに自分がまわりの人間に甘やかされてたか・・・許してもらってたか、ちゃんと知るべきなんだ」
「・・・ブロンソン。大人になったね」
「まあね、成長すんのよ、オレも」
「・・・」
リトラー家は、女癖の悪すぎる父ルーベンが全ての歪みの元凶な気がするよ。
でもなー、ルーベンも有名キャスターの嫁へのコンプレックスで歪んでそうだしなー、なんとかみんな、自分なりの幸せを掴んでほしいな、といつも思っています。
シリーズっぽい過去記事。