世帯の人々
前回ラストの解説から。
よりにもよって娘の誕生日に、よくデートしていたお隣のクレメンティン・パロットさんから「うちにおいで」というお誘いが。
断らないと決めているので遊びにいったところ・・・あれよあれよという間にフリーウィルでベッドイン。これまでもちょっと色っぽい雰囲気はあったけど、性格的な相性もそんなによくないだろうし、まさかいきなりこうなるとは・・・と、プレイヤーぽかーん。
おいおいおいおい、ラジャン、おい・・・。
そんな中、もう1つビックリが。
メロウが妊娠しました。
え? え? 1度も「赤ちゃんを作ろうとする」も「危険なウフフ」もしてないよ?
と、こちらもぽかーんだったんですが、よくよく考えてみると、大人のウフフModで勝手にウフってたことがあった。そして、その時、私は別の作業中でシムズ用PCの音を切っていた。そのタイミングでご懐妊チャイムが鳴ってたんだろう、多分。
うーわー、暫く赤子はいいかなーと思っていた矢先にこれか。
まあ、子供増える=プレイヤー大変、ってだけで、世帯的には実におめでたい話です。よかったね、ハーレイ、メロウ。
・・・が、お前はあまりめでたくないぞ、ラジャン。
妻のハイニーは、超ロマンチック体質であちこちフラフラしている割に、決定的な浮気はしていないからね、ラジャンに対して「永遠に誠実」がついている。一方のラジャンはパラダイス島にいた時に色々あったようで「浮気者」なのです。
なので、実はハイニーはそれなりに身持ちが固く、ラジャンの方が一歩踏み出せてしまう、とね。
※ちなみに、ハーレイも「浮気者」
あーあーあー、退屈だと思ってたけど、これはこれでヘビィねえ。ゲスな面で言えば楽しくなってきたわねえ。
ま、とりあえずケイラの誕生日ケーキふーまでには帰宅しましょう。と、さすがにルールを曲げて指示を出した。
子供に甘いという部分は、いつだって安定してるんだ、私は。
ちょっと名残惜しそうにクレメンティンさんを見て、ラジャン帰宅。
しれっとみんなに混ざってがしゃぷー。
モニタのこっちがわにいる私は全部知ってるけど、中で楽しそうにしているシムたちは知らないんだよねえ。帰って来る前にラジャンが何をしていたか。
誰かの全部を知るということは、いいことばかりじゃないんだわー。
なんか色々複雑になっててごめんね、ケイラ。
何はともあれ、お誕生日おめでとう! 私は心から祝福するよ!
・・・って、思いっきりラジャンの顔ですね。
前々から思っていたんだけど、輪郭が長い。
これでもほんのちょっとだけ顎を短くしたんだ・・・。
性格は、ハイニーゆずりの「幼稚」と劣悪幼児生活から自動でつけられた「卑劣」が、ちょっと日常生活に悪さをしています。
良くも悪くも素直なグリーンウッドの子供たちより見ていて面白いので、けっこうお気に入り。
その夜、メロウがハーレイに妊娠を報告。こっちは嬉しそうで何よりです。
その後も、ラジャンがクレメンティンさんに会いたい会いたい言うからさ、在宅の時を見計らって、ちょこちょこお宅訪問させています。
家は目と鼻の先なのによくやるよ、ほんと。
ただ、彼女が基本的に真面目なので、そこまでどっぷりと情欲に溺れているわけではなさそうです。そこはまあ、ホッとするね。
そんなこんなでハシニ家が不穏な空気になるのとほぼ同時に、複雑な家の構造によるフリーウィルの限界がきました。
とにかくトイレをめっちゃ我慢する。我慢しすぎて漏らす。そこに便座があろうとも。
鍵をかけまくって動線が複雑になっているせいか、トイレに入ろうとして外へ出てしまったり、別世帯のトイレへ行こうとしたりで、スンナリと用を足すことができない。挙句、他のことに夢中になってトイレを忘れる、といった感じでもうねえ、困っちゃうのよー。
本人たちがしたくてしてるわけではないからちょっと可哀想だし、そもそも見ていて気持ちのいいものではないので、以後、トイレに関しては本当にヤバくなったら指示を出す、と決めました。
仕方ない。これはもう、仕方ない。
ラジャンが不貞を隠したままハシニの世帯は生活を続け、
相変わらずハシニの奥さんは息をするようにグリーンウッド家の旦那に誘惑をしかけ、
新しい命を待つグリーンウッド夫妻の仲は深まっていきます。
しかしな、そもそもラジャンはクレメンティンさんとのことを不貞と思っているんだろうかね。一応「恋愛対象」の関係にはなっているんですが。
寄り添って眠っている様を見ると、ちょっと色々胸にクるものがあります。これが関係ステイタスによる自動のアクションで、深い意味があるものではないとはいえ。
そもそも、ハイニーはラジャンの裏切りに気づいてるんだろうか? 今のところ、その気配は見えないものの、たまに超能力を使うシムのこと、この先どうなるのか不安でたまりません。
子供たちの兄弟仲はいいんだよね。ほんと、できれば家族で仲良くな。
プレイヤーとしての思惑はともあれ、作りものの人間でも、なるべく悲しい思いはさせたくないものねえ。
そんなある日、グリーンウッド夫妻が連れだってでかけると、そこにはラジャンの不倫相手のクレメンティンさんが。
もともとメロウとクレメンティンさんはお友達、お腹の赤ちゃんの話なんかをしているようです。
ハーレイに向ける目は、「いい旦那さんね」と言っているよう。
彼女がこれからどうしたいのか、ラジャンのことをどう思っているのか、別世帯がゆえに余計わかりません。
好き好きーってやってたのに、ある時シュワーっと思いが消えてなくなることも少なくないシムズだから、余計ね。
そして、グリーンウッド家に4番目の子が産まれた週末。
リゾート施設へ出かけたハイニーは、その夜、家に戻って来ませんでした。