心機一転、家を立て直し、アントワーヌも大きくなった。
成長には色々あるけど、悩んで苦しんで前へ進めれば、それでラッキー。
今日もいい天気なサンセット・バレー。
ま、雨とあられは切ってるんですけどね。傘が壊れると面倒だから。
(雪は風情があるので切らぬ)
さて、この物語の主役、海沿いの丘の上にあるゴス邸は、今日はとてもにぎやかです。
ガンサーに「同僚のソーントン・ウォルフを招いてパーティをする」だかの仕事チャンスがきたので、夏だし、プールパーティの真っ最中なのです。
シムズ3名物、呼んでない人も大挙して押し寄せるパーティは、相変わらず。
ビジネスキャリアの同僚とその配偶者しか呼んでないのに、なぜこんな芋洗い状態になってるのやら・・・。
しかし、クリストファーに引き続き、ソーントンさん、とてもよい体格におなりで・・・4ほどじゃないけど、3も太る人は太るよね。
ビジネススーツをバチっと決めた元の彼に戻ってほしい。さあ、プールで泳げ泳げ! 水泳はダイエットにいいぞう(ダイエットチャレンジで実証ずみにて、確信をもって言える)
子供が学び、大人が遊ぶパーティのさなか。
「そうか、身体を冷やすんじゃないぞ」
「ええ。パーティの最中なのに、ごめんなさい」
「・・・ちょっと来い」
言いにくそうに妊娠を告げるアドリアナを、ガンサーは夫妻のバスルームへ連れて行きました。
「新しい命の前に、『ごめんなさい』なんて言うもんじゃない」
「・・・うん」
「またにぎやかになるな。楽しみだ」
「ありがとうガンサー。一応、ベラちゃんには言っておくわね」
このパーティにはモティマー夫婦も来ていました。
そんな中で、「きゃっほーぅい! 妊娠ー!」と言うわけにもいかず、ひっそりの報告となったのでした。
パーティが終わってから告げればよくね、というのはこの際抜きで。私も思ったし(笑)
でも、フリーウィルですぐに発表しにいっちゃったからー。
他にも異母兄弟は複数いるし、モティマー自身も前妻との間に子供できているんだから、今更どうこうないとも思うんですが、モチ(モティマー)はなんか妙にこじらせてるからね・・・ちょっと神経質になっちゃうのもわからなくもない。
その気づかいが正しいかどうかは別として。
暗くなる頃、パーティは大盛況のうちに終了。
あれ? ソーントンさん、ちょっと痩せたのでは・・・?
今は暗くてよくわからんので、次に会った時に確認してみようそうしよう。
パーティからちょっとだけ時間が経ち、アドリアナのお腹も目立つようになった頃、ガートルードが誕生日を迎えました。
もちろん、家族総出でお祝いです(ギルバートも反対側にいます)
ちょっとファザコン気味に育ってますが、女の子はやっぱり華やかで可愛いねえ。
はーい、ティーン!
何となくそうじゃないかと思ってたけど、やっぱりアドリアナにそっくりでした。ガンサーのパーツがどこにもない!
メイン世帯は夫妻の好きな色がともに「黒」なので、基本的な配色は、黒+本人たちの好きな色で統一することにしています。
家自体のカラーも暗色が多くて、実はちょっと写真が撮りにくいけれども、まあいいんだ、絵面が落ち着くし。
今のところ、将来のこととかは考えてませんが、芸術方面に才能があるので(私の定番)、そっちをできるだけ伸ばしてあげたいと思います。
しかし、長男長女が揃って座っていると、若ガンサーと若アドリアナが一緒にいるみたいで楽しいわあ。
間を置かず、アドリアナが出産。しかもフ・タ・ゴ!
男の子2人です。
確か、パーティの時にキッズミュージック好きのミラジ・アルビがステレオつけてたから、それで双子になったんだと思われます。
この世帯では、男女の産み分け施策はせず、ひたすら自然に任せているんですが、どうも男系な感じだなー。
この双子、たまたま好きな色が赤と青だったので、名前の由来を見て、ブランドン(火)とワイアット(水)と名付けました。はたして、名前どおりの性格に育つのかどうなのか。
お世話はとても大変ですが、ご夫妻がとても嬉しそうなのでヨシとします。
そういえば彼らが大きくなったらベッドの数が足りない! と気づいてついでに増築しました。3階を作った。
双子の部屋+客間が増えましたー。
「あ、ちょっとそこ待って」
「待ったはナシだろ。紳士たれ、だ」
あれこれ心の内を慮っていたガンサー長子モティマーくん、心配をよそに、ここ最近よく遊びに来ています。
いや、勝手にくるんじゃなくて、大体、ギルバートが呼びたいって言うんだけど。
この2人は、あんまり性格は似てないんですが、とても仲がよい。
社交に秀でたギルバートの性質もあるんでしょう。将来は政治家になりたいみたいだし。
ついでに、人見知りのはずのアントワーヌ、なぜかこの異母兄と話したがります。おしゃべり列ができてる。
モチくん、人気者。
いつもしかめっ面な、ザ・ゴスって感じの彼も、たまにはしゃぎ、そして明け方眠る。
ちょっとはこの家の居心地がいいといいんですけどね。
アドリアナへは、まだまだ説明できない複雑な思いがありそうですが。
赤子はすぐに成長します。
相変わらずこの家は子煩悩で教育熱心。
あ、そうそう、ワーカホリックの彼は、再婚してから割と早い段階でキャリアトップに上り詰め、出勤する時間自体は減っています。
が、ビジネスキャリアは「ミーティング」をするのが給料アップへの近道なのもので、日々、あちこちの建物に行ってお仕事お仕事。
本人はとても楽しそうですよ。
デフォルトのスーツが細身のガンサーにはどうにも貧相に見えたので、スーツを仕立て直しました。
あとは、彼の生涯願望、「ルネサンス的教養シム」(3つの異なるスキルでレベル10に達する)を叶えるため、執筆をさせています。なんとなく小難しいビジネス書とか書きそうな気がする。
ま、そんなカテゴリーはないので、それなりに適当にやってます(笑)
そんなこんな、ただただ「普通の生活」です。
「何を熱心に読んでいるんだ?」
「トライチップステーキのレシピ。ギルバートとアントワーヌがもう、毎日肉肉うるさいから」
(・・・私はスパゲティでいいんだが・・・)
冷蔵庫に家長の好きなスパゲティを切らさない、日常が愛にあふれた「普通の生活」です。